江戸川乱歩 『妖虫』 丁度その騒ぎの最中に、玄関のベルが鳴って、一人の客が訪れた。 取次に出た書生が、名刺を握って、何かしら勢込んで主人の居間に入って来た。 見ると、その名刺には、待兼ねた「三笠龍介」の名が大きく印刷してあった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア