江戸川乱歩 『妖虫』 守は、この一刻を争う場合、老探偵の余りの落ちつき振りに、もうイライラしていた。 「それはね、手品師の方で魔法のステッキと云われている、ごくありふれた道具なのだよ。 これをごらん、僅か二寸程の筒が、引っぱれば引っぱる丈け、どこまでも伸びて来るのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア