あんたがそうして怖がっている顔は、実にたまらないですぜ、お嬢さん」
怪人物は、ソロソロと彼女の肩へ手を廻しながら、いやらしく笑った。
珠子はもう身体がすくんで、口は乾き切って、声を出す力もなく、捉えられた美しい小鳥のように、息遣い烈しく、うち震うばかりであった。
あんたがそうして怖がっている顔は、実にたまらないですぜ、お嬢さん」
怪人物は、ソロソロと彼女の肩へ手を廻しながら、いやらしく笑った。
珠子はもう身体がすくんで、口は乾き切って、声を出す力もなく、捉えられた美しい小鳥のように、息遣い烈しく、うち震うばかりであった。