江戸川乱歩 『妖虫』 それとも……。 だが何を考える隙もなく、偽探偵の悪魔の手が、闇の中にニュッと伸びて、やっと立上った珠子の手首を、しっかり掴むと、どこに用意していたのか、サッと懐中電燈を照らして、二人の部下の方にさし向けながら、命令した。 「お前は入口の見張番だ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア