「サア、お嬢さん、こちらへいらっしゃい。
この先にまだまだ面白いものがあるんですよ」
グイグイと邪慳に手を引かれるままに、珠子はよろけながら、なおも竹藪の細道を辿って行ったが、そう聞いて見ると、如何にも見世物小屋の中に相違ないことには、暗闇ながら、戸外のような風のそよぎもなく、空には星も見えないのだ。
「サア、お嬢さん、こちらへいらっしゃい。
この先にまだまだ面白いものがあるんですよ」
グイグイと邪慳に手を引かれるままに、珠子はよろけながら、なおも竹藪の細道を辿って行ったが、そう聞いて見ると、如何にも見世物小屋の中に相違ないことには、暗闇ながら、戸外のような風のそよぎもなく、空には星も見えないのだ。