江戸川乱歩 『妖虫』 だが、それだからと云って、珠子の恐怖は増しこそすれ、決して薄らぎはしなかった。 人形はもう怖くはないけれど、人間が恐ろしいのだ。 彼女の右手をネットリと握りしめている怪物の、計り知られぬ心が恐ろしいのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア