江戸川乱歩 『妖虫』 匍匐する岩石! なんと前代未聞の椿事ではないか。 暗さは暗し、まさか小道具の岩が這い出そうなどと、常識では想像も出来ない事柄なので、それがいつの間にか竹藪の根元を離れて、老探偵の背後に位置を換えてしまったのを、絶えて知るものもなかった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア