広い竹藪の迷路は、文目も分かぬ闇となった。
守青年と四人の警官とは、懐中電燈の光をたよりに、竹藪の中を走り廻って賊を追ったが、昼間さえ人を迷わす八幡の藪知らずだ。
それを、この闇の中、慌てる程方角を失って、捕えて見れば味方同志の鉢合せであったりして、どこへもぐり込んでしまったのか、賊は容易に逮捕出来なかった。
広い竹藪の迷路は、文目も分かぬ闇となった。
守青年と四人の警官とは、懐中電燈の光をたよりに、竹藪の中を走り廻って賊を追ったが、昼間さえ人を迷わす八幡の藪知らずだ。
それを、この闇の中、慌てる程方角を失って、捕えて見れば味方同志の鉢合せであったりして、どこへもぐり込んでしまったのか、賊は容易に逮捕出来なかった。