江戸川乱歩 『妖虫』 だが、敵は眼にも見えぬ幽霊の様な奴だ。 警視庁の全能力を以てしても、どうにも出来ない相手だ。 二日三日は、珠子の葬儀などにとりまぎれて、知らぬ間に過ぎ去ったが、五日十日と日がたつにつれて、守青年はどうにも出来ない焦躁を感じ始めた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア