その晩、夕食後に、守青年は、父操一氏にも話をした上、病床の三笠老探偵を訪ねた。
三笠氏は、そこの院長と懇意な関係から、自宅に近い麹町外科医院という、小さい病院へ入院していた。
余り立派でない西洋館の玄関を入ると、消毒剤の、どっか身内のうずくような匂が鼻をついた。
その晩、夕食後に、守青年は、父操一氏にも話をした上、病床の三笠老探偵を訪ねた。
三笠氏は、そこの院長と懇意な関係から、自宅に近い麹町外科医院という、小さい病院へ入院していた。
余り立派でない西洋館の玄関を入ると、消毒剤の、どっか身内のうずくような匂が鼻をついた。