江戸川乱歩 『妖虫』 彼女は「赤い蠍」という言葉に、サッと顔色を変えて、さも恐ろしそうに身をすくめた。 そうして彼等が、隅の方でボソボソと囁き合っていた時、突然、ゾッとする様な恐ろしい叫び声が聞えた。 叫び声というよりは、寧ろ野獣の咆哮であった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア