江戸川乱歩 『妖虫』 同じ日の午前十時頃、四谷の桜井品子の家には、又別の椿事が突発していた。 品子を初め桜井家の人達は、その朝の丸の内の怪事件をまだ耳にしていなかった。 又前夜同家の庭園内で行われた相川青年と曲者との挌闘のことも、少しも気附かないでいた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア