又、今朝品子さんを気絶させた二階の広間の大蠍も、やっぱりお前さんが、小さく畳んでソッと持込んだものじゃ。
こうして邸の中に、被害者のすぐそばに、賊の一味が、――イヤ一味どころか首領その人がいて、色々と細工をしたんだから、どんなきわどい芸当だって、自由自在に演じて見せる事が出来ようじゃないか。
つい今し方、魔法の様にこの席へ現われた、午後三時云々の紙切れだって、その通りじゃ。
又、今朝品子さんを気絶させた二階の広間の大蠍も、やっぱりお前さんが、小さく畳んでソッと持込んだものじゃ。
こうして邸の中に、被害者のすぐそばに、賊の一味が、――イヤ一味どころか首領その人がいて、色々と細工をしたんだから、どんなきわどい芸当だって、自由自在に演じて見せる事が出来ようじゃないか。
つい今し方、魔法の様にこの席へ現われた、午後三時云々の紙切れだって、その通りじゃ。