江戸川乱歩 『妖虫』 烈しい薬物の利目は忽ちであった。 さしたる苦悶もなく、何事を云い残すでもなく、この異様な親子は、見る見る蒼ざめて行って、しっかりと抱き合ったまま、いつしか冷いむくろと化していた。 「アア、しまったわい。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア