夏目漱石 『硝子戸の中』 それをしきりに爪で掻くものだから、瘡葢がぼろぼろ落ちて、痕が赤裸になる。 私はある日食事中この見苦しい様子を眺めて厭な顔をした。 「ああ瘡葢を零して、もし小供にでも伝染するといけないから、病院へ連れて行って早く療治をしてやるがいい」 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア