事件の翌日の午後おそく、望月憲兵少佐が新一の病室を見舞った。
時限爆弾騒ぎの報告を受けて、調査のために東京から駈けつけたのである。
バラック建ての簡素な病室、木製寝台の上に、頭から顎にかけてグルグルと繃帯を巻いた新一青年が横たわり、その枕元には南京子が看護婦に代って附き添っていた。
事件の翌日の午後おそく、望月憲兵少佐が新一の病室を見舞った。
時限爆弾騒ぎの報告を受けて、調査のために東京から駈けつけたのである。
バラック建ての簡素な病室、木製寝台の上に、頭から顎にかけてグルグルと繃帯を巻いた新一青年が横たわり、その枕元には南京子が看護婦に代って附き添っていた。