それから曲者の死体は医務室に運び込まれ、望月少佐は電話をもって名古屋憲兵隊と長野県警察部とにこのことを報じた。
そして翌日午前には検事と警察部長の臨検があり、一方名古屋憲兵隊からは外事班員、鑑識班員等の臨検があり、曲者の死因は揮発性有機毒の皮下注射によるものと判定せられた。
即ち犯人は逮捕の危険が迫った場合はこれによって自決する覚悟をもって、日頃から毒物と小型注射器とを用意していたのである。
それから曲者の死体は医務室に運び込まれ、望月少佐は電話をもって名古屋憲兵隊と長野県警察部とにこのことを報じた。
そして翌日午前には検事と警察部長の臨検があり、一方名古屋憲兵隊からは外事班員、鑑識班員等の臨検があり、曲者の死因は揮発性有機毒の皮下注射によるものと判定せられた。
即ち犯人は逮捕の危険が迫った場合はこれによって自決する覚悟をもって、日頃から毒物と小型注射器とを用意していたのである。