江戸川乱歩 『偉大なる夢』 新一はソッと立ち上って、患者の間を縫いながら、人なき片隅へ歩いて行った。 大穴のあいた天井の下、コンクリートの破片や木片などの無残に散乱した一隅に佇んで、うしろを振返った。 そこに京子の涙で洗われた美しい顔があった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア