新一は望月少佐に懐中電燈の光を地下室の一方の隅に向けるように合図をしておいて、その隅にしゃがむと、コンクリートの壁の床から五六寸の個所に指をかけて何かした。
すると、そこに隠し戸があって、スルスルと開き、一尺四方ほどの壁の窪みが現われた。
新一はその中に手を入れて、ラジオのレシーバーのようなものを取り出し、それを少佐の方にさし出して、身振りで耳に当てることを勧めた。
新一は望月少佐に懐中電燈の光を地下室の一方の隅に向けるように合図をしておいて、その隅にしゃがむと、コンクリートの壁の床から五六寸の個所に指をかけて何かした。
すると、そこに隠し戸があって、スルスルと開き、一尺四方ほどの壁の窪みが現われた。
新一はその中に手を入れて、ラジオのレシーバーのようなものを取り出し、それを少佐の方にさし出して、身振りで耳に当てることを勧めた。