夏目漱石 『硝子戸の中』 その上級生というのは、兄などよりもずっと年歯上の男であったらしい。 こんな習慣の行なわれない東京で育った彼は、はたしてその文をどう始末したものだろう。 兄はそれ以後学校の風呂でその男と顔を見合せるたびに、きまりの悪い思をして困ったと云っていた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア