江戸川乱歩 『偉大なる夢』 しかし僅かに残る聴力が少佐の言葉を理解したのであろう。 口辺にただよう一種不気味な微笑が、幽かに強まり拡がって行くように感じられた。 京子は新一が恐るべき敵国人であることを知って、一時は彼を限りなく憎悪したけれども、今は彼のために涙をながしていた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア