「アア、それじゃ、ここはあの三本マストの帆船の船室なんだな」と、やっと気がついて、うしろを見れば、前田君と西川君の二少年も、今、目をさましたばかりとみえ、ボンヤリした顔で、隅っこにうずくまっていました。
部屋がいやに薄暗いと思ったら、もう夜になったのでしょう。
一方の壁にかけてある、妙な形の石油ランプが赤ちゃけた光をはなって、ユラユラと左右にゆれているのです。
「アア、それじゃ、ここはあの三本マストの帆船の船室なんだな」と、やっと気がついて、うしろを見れば、前田君と西川君の二少年も、今、目をさましたばかりとみえ、ボンヤリした顔で、隅っこにうずくまっていました。
部屋がいやに薄暗いと思ったら、もう夜になったのでしょう。
一方の壁にかけてある、妙な形の石油ランプが赤ちゃけた光をはなって、ユラユラと左右にゆれているのです。