そんなわけで、三人の少年は、船が港を出るか出ないに、もう監禁の小部屋から引出され、酒もりのお給仕などさせられました。
ところが、そうしていそがしくはたらいている中に、三人の中の一郎君の姿が、どこかへ見えなくなりましたので、あとの二人の少年は、どうしたのかと心配していますと、やがて、一郎君がどこかから帰って来て、向こうの入口から、そっと二人を手まねきするのです。
酒もりの真最中で、みな夢中になって飲んだり歌ったりしているのですから、誰も気がつく者はありません。
そんなわけで、三人の少年は、船が港を出るか出ないに、もう監禁の小部屋から引出され、酒もりのお給仕などさせられました。
ところが、そうしていそがしくはたらいている中に、三人の中の一郎君の姿が、どこかへ見えなくなりましたので、あとの二人の少年は、どうしたのかと心配していますと、やがて、一郎君がどこかから帰って来て、向こうの入口から、そっと二人を手まねきするのです。
酒もりの真最中で、みな夢中になって飲んだり歌ったりしているのですから、誰も気がつく者はありません。