泣き出すのも早ければ、元気になるのも早い保君が、ボートの中にムックリと起き上って、大きな声で叫びました。
ほかの二人も、その声にはげまされて、思わず起き上り、泣きはれた顔で、ホノボノと白んだ海の上を見わたしました。
太陽は見る間に波を離れて、水平線の一メートルほど上に、真赤なお盆のような姿を見せています。
泣き出すのも早ければ、元気になるのも早い保君が、ボートの中にムックリと起き上って、大きな声で叫びました。
ほかの二人も、その声にはげまされて、思わず起き上り、泣きはれた顔で、ホノボノと白んだ海の上を見わたしました。
太陽は見る間に波を離れて、水平線の一メートルほど上に、真赤なお盆のような姿を見せています。