……早く二人を助けなくちゃあ」
一郎君は、いきなりとび起きようとしましたが、体中の力が抜けてしまっていて、思うように身動きも出来ません。
やっとの思いで、ようやく上半身を起し、這うようにしてボートに近づき、二人の縄を解きはじめましたが、すると、うれしいことには、保君も哲雄君も、死んでしまっているのではないことがわかりました。
……早く二人を助けなくちゃあ」
一郎君は、いきなりとび起きようとしましたが、体中の力が抜けてしまっていて、思うように身動きも出来ません。
やっとの思いで、ようやく上半身を起し、這うようにしてボートに近づき、二人の縄を解きはじめましたが、すると、うれしいことには、保君も哲雄君も、死んでしまっているのではないことがわかりました。