保君はそういって、おそろしそうにあたりを見まわしました。
眼もはるかにズーッとつづくでこぼこの岩と砂の海岸に、舟はもちろん、人の姿も動物の姿も見えず、まるで死にたえたように静まりかえっている様子が、何となくただならぬ感じです。
こんな荒れはてた土地に、もし人が住んでいるとしても、どうせ恐しい野蛮人にきまっています。
保君はそういって、おそろしそうにあたりを見まわしました。
眼もはるかにズーッとつづくでこぼこの岩と砂の海岸に、舟はもちろん、人の姿も動物の姿も見えず、まるで死にたえたように静まりかえっている様子が、何となくただならぬ感じです。
こんな荒れはてた土地に、もし人が住んでいるとしても、どうせ恐しい野蛮人にきまっています。