あまりのきらびやかさ、まぶしさに、少年たちはしばらくの間、その部屋に何があるのか、よくわからないくらいでしたが、やがて目がなれるにつれて、そこがこの土人達の酋長、つまり黄金国の王様のお部屋であることがわかって来ました。
正面の一段高くなったところに、黄金の椅子のようなものがすえてあって、そこに、四十歳くらいの黒い髭をはやしたりっぱな人物が、ゆったりと腰かけていました。
この人のは、兜も鎧も今まで見たのとはちがって、様々のこまかい彫刻をしたかざりが一面についている、何ともいえない美しいものでした。