靴をぬいで、水の中にはいって、球のところまで行けばよいのですが、そこはどろ沼のようなきたない池でしたから、水の中にはいろうものなら、いきなりズブズブと底のどろの中へ足をふみこみ、ズボンも上着もどろまみれになってしまいます。
どう考えても、長い棒がなくては、球はとれないのです。
二人はしばらく、顔見合わせて立っていましたが、やがて良雄君が、
靴をぬいで、水の中にはいって、球のところまで行けばよいのですが、そこはどろ沼のようなきたない池でしたから、水の中にはいろうものなら、いきなりズブズブと底のどろの中へ足をふみこみ、ズボンも上着もどろまみれになってしまいます。
どう考えても、長い棒がなくては、球はとれないのです。
二人はしばらく、顔見合わせて立っていましたが、やがて良雄君が、