少したって、息のくもりが消えると、うずまきのあとも見えなくなってしまいますが、又、ハーッと息をかけると、ありありとあらわれて来るのです。
みんなは次々と、一太郎君の拡大鏡をかりて、自分の指のあとと、お友だちの指のあとをくらべたりして、おもしろがっていましたが、やがてそれにもあきると、六人は一太郎君を残して、どこかへ行ってしまいました。
みんながいなくなるのを待って、一太郎君は、一方のポケットから、ハンケチに包んだ細長いものを、だいじそうに取出しました。
少したって、息のくもりが消えると、うずまきのあとも見えなくなってしまいますが、又、ハーッと息をかけると、ありありとあらわれて来るのです。
みんなは次々と、一太郎君の拡大鏡をかりて、自分の指のあとと、お友だちの指のあとをくらべたりして、おもしろがっていましたが、やがてそれにもあきると、六人は一太郎君を残して、どこかへ行ってしまいました。
みんながいなくなるのを待って、一太郎君は、一方のポケットから、ハンケチに包んだ細長いものを、だいじそうに取出しました。