高橋さんはそう言って、立ち上ったかと思うと、書斎へかけこんで、一枚の大きな画用紙を持ち出して来ました。
そして、それをくるくるとまいて、長さ五十糎、直径三糎ほどの細長い筒をこしらえました。
「さあ、これをどちらかの目にあてて、望遠鏡を見るようにして、あの月を見てごらん」
高橋さんはそう言って、立ち上ったかと思うと、書斎へかけこんで、一枚の大きな画用紙を持ち出して来ました。
そして、それをくるくるとまいて、長さ五十糎、直径三糎ほどの細長い筒をこしらえました。
「さあ、これをどちらかの目にあてて、望遠鏡を見るようにして、あの月を見てごらん」