一太郎君は両手で紙筒を持って、ぎゅうぎゅうとしめつけながら、先の方だけを細くしていきました。
すると、奇妙なことに、先の穴が小さくなるにつれて、月の方もだんだん小さくなるような気がするのです。
そして、筒の先の穴と月の大きさとが、ぴったり同じになった時、紙筒を目からはなして、その先の穴をしらべてみますと、なんと驚いたことには、それは直径三粍あるかなしかの、米つぶほどの小さなものになっていました。
一太郎君は両手で紙筒を持って、ぎゅうぎゅうとしめつけながら、先の方だけを細くしていきました。
すると、奇妙なことに、先の穴が小さくなるにつれて、月の方もだんだん小さくなるような気がするのです。
そして、筒の先の穴と月の大きさとが、ぴったり同じになった時、紙筒を目からはなして、その先の穴をしらべてみますと、なんと驚いたことには、それは直径三粍あるかなしかの、米つぶほどの小さなものになっていました。