やがて、空に上っていた風船が高橋さんの手元にたぐりよせられ、一太郎君のつまんでいる糸が、ピンと一直線にはりきった所で、高橋さんは立ちどまりました。
そこは畠の真中で、むこうの風船との間は、まだ数米へだたっているのです。
「さあ、こうして横に引っぱって、同じ高さにすると、今度はどちらが大きく見えるね」
やがて、空に上っていた風船が高橋さんの手元にたぐりよせられ、一太郎君のつまんでいる糸が、ピンと一直線にはりきった所で、高橋さんは立ちどまりました。
そこは畠の真中で、むこうの風船との間は、まだ数米へだたっているのです。
「さあ、こうして横に引っぱって、同じ高さにすると、今度はどちらが大きく見えるね」