江戸川乱歩 『孤島の鬼』 晩春の銀座の夜を思出す。 私は滅多に銀座など歩くことはなかったのだが、その夜は、どうしたのか初代が銀座へ行って見ましょうと云い出した。 初代は見立てのいい柄の、仕立卸しの黒っぽい単衣物を着ていた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア