江戸川乱歩 『孤島の鬼』 私はどうして彼がそんな事を口走ったのか、まるで判断もつかず、漫然と聞返した。 「人殺しの種類がだよ」深山木はやっぱり考え考え、彼の平常に似ず陰気に答えた。 「手提げがなくなったからと云って、ただの泥棒の仕業でないことは、君も分っているだろう。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア