兎も角、その初代さんの家へ行って見ようじゃないか」
彼は室の一隅のカーテンの蔭へ入って、何かゴソゴソやっていたかと思うと、間もなく少しばかり見られる服装に変って出て来た。
「さあ行こう」無造作に云って、帽子とステッキを掴むと、もう戸外へ飛出していた。
兎も角、その初代さんの家へ行って見ようじゃないか」
彼は室の一隅のカーテンの蔭へ入って、何かゴソゴソやっていたかと思うと、間もなく少しばかり見られる服装に変って出て来た。
「さあ行こう」無造作に云って、帽子とステッキを掴むと、もう戸外へ飛出していた。