江戸川乱歩 『孤島の鬼』 私は深い悲しみと、一種異様の恐れと、復讐の念の外には何もなかった。 例の系図帳や私のスケッチなどを、深山木がどこへ始末したのかも知らなんだ。 初代の死んでしまった今となって、私にそんな物の入用もなく、てんで念頭にも置いてなかった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア