江戸川乱歩 『孤島の鬼』 二日目にはもう辛抱が出来なくて、私は夜汽車に乗って、鎌倉の深山木の家を訪ねて見たが、彼は留守だった。 近所で聞くと、「一昨日出かけた切り、帰らぬ」ということであった。 あの日巣鴨で別れてから、そのまま彼はどこかへ行ったものと見える。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア