深山木の側を通り過ぎる者は、絶え間もなくあったけれど、たまに一寸立止って笑って行く人がある位で、誰も彼の身近かに接近したものはなかった。
それを見ていると、こんな所で人が殺せるものだろうかと、やっぱり深山木の恐怖が馬鹿馬鹿しく思われて来るのだった。
「蓑浦君、時間は?
深山木の側を通り過ぎる者は、絶え間もなくあったけれど、たまに一寸立止って笑って行く人がある位で、誰も彼の身近かに接近したものはなかった。
それを見ていると、こんな所で人が殺せるものだろうかと、やっぱり深山木の恐怖が馬鹿馬鹿しく思われて来るのだった。
「蓑浦君、時間は?