彼はいきなり七宝の花瓶に近づくと、その縁に両手をかけてヒョイと花瓶の朝顔形の口の上に飛乗った。
そして、先ず片足を先に入れ、残った足は、腰の所で二つに折って、お尻の方から、クネクネと不思議な巧みさで、花瓶の中へ這入って行った。
頭が隠れてしまっても、さし上げた両手が、暫く宙にもがいていたが、やがてそれも見えなくなった。
彼はいきなり七宝の花瓶に近づくと、その縁に両手をかけてヒョイと花瓶の朝顔形の口の上に飛乗った。
そして、先ず片足を先に入れ、残った足は、腰の所で二つに折って、お尻の方から、クネクネと不思議な巧みさで、花瓶の中へ這入って行った。
頭が隠れてしまっても、さし上げた両手が、暫く宙にもがいていたが、やがてそれも見えなくなった。