江戸川乱歩 『孤島の鬼』 頭が隠れてしまっても、さし上げた両手が、暫く宙にもがいていたが、やがてそれも見えなくなった。 実に不思議な芸当であった。 上から覗いて見ると、子供の黒い頭が、内側から栓の様に、花瓶の口一杯に見えている。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア