でも、僕はハッキリ覚えてますから、今でも書くことが出来ますよ。
ところで、不思議な一致というのは、初代さんの話では、その海の遥か向うの方に、牛の寝た形の陸地が見えていた相ですが、この雑記帳にも、土蔵の窓から海を見ると、向うに牛の寝た姿の岬があると書いてあるじゃありませんか。
牛の寝た様な岬はどこにでもあるでしょうから、偶然の一致かも知れないけれど、海岸の荒れ果てた様子といい、海の形容と云い、この文章は、初代さんの話そっくりなんです。
でも、僕はハッキリ覚えてますから、今でも書くことが出来ますよ。
ところで、不思議な一致というのは、初代さんの話では、その海の遥か向うの方に、牛の寝た形の陸地が見えていた相ですが、この雑記帳にも、土蔵の窓から海を見ると、向うに牛の寝た姿の岬があると書いてあるじゃありませんか。
牛の寝た様な岬はどこにでもあるでしょうから、偶然の一致かも知れないけれど、海岸の荒れ果てた様子といい、海の形容と云い、この文章は、初代さんの話そっくりなんです。