江戸川乱歩 『孤島の鬼』 その島には小学校がなくて、規則では、一里も離れた向岸の町の学校へ通うことになっていたけれど、誰もそこまで通学するものはなかった。 僕はだから、小学教育を受けていないのだ。 その代り、家に親切な爺やがいて、それが僕に「いろは」の手ほどきをしてくれた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア