江戸川乱歩 『孤島の鬼』 「道、どうして帰って来た」 と、とがめる様に云った。 そのあとから、母親が這入って来て、部屋の隅にあった行燈を持ち出し、老人と私達の間に置いて、火をともしたが、その赤茶けた光の中に浮上った怪老人の姿は、梟の様に陰険で醜怪なものに見えた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア