江戸川乱歩 『孤島の鬼』 殺人遠景 今や私は一篇の冒険小説の主人公であった。 二人を送り出して、今まで徳さんの息子が着ていた磯臭いボロ布子を身につけると、私は小屋の窓際にうずくまって、障子の蔭から目ばかり出して、小舟の行手を見守っていた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア