昼間が怖いと云って、暮れ切ってしまっては、電燈もない島の事だから、どうすることも出来ない。
私は黄昏時の、遠目には人顔もさだかに分らぬ時分を見計らって、例の土蔵の下へ行った。
心配した程のこともなく、島中の人が死絶えたかと思う様に、どこにも人影はなかった。
昼間が怖いと云って、暮れ切ってしまっては、電燈もない島の事だから、どうすることも出来ない。
私は黄昏時の、遠目には人顔もさだかに分らぬ時分を見計らって、例の土蔵の下へ行った。
心配した程のこともなく、島中の人が死絶えたかと思う様に、どこにも人影はなかった。