すると待構えていた様に、蔵の窓に諸戸の顔が現われた。
岩蔭から首を出して、大丈夫かと目で尋ねると、諸戸が肯いて見せたので、私は用意の手帳を裂いて、手早く丈五郎の不思議な仕草について書き記し、その辺の小石を包んで、窓を目がけて投込んだ。
暫く待つと諸戸の返事が来た。
すると待構えていた様に、蔵の窓に諸戸の顔が現われた。
岩蔭から首を出して、大丈夫かと目で尋ねると、諸戸が肯いて見せたので、私は用意の手帳を裂いて、手早く丈五郎の不思議な仕草について書き記し、その辺の小石を包んで、窓を目がけて投込んだ。
暫く待つと諸戸の返事が来た。