ボール紙の筒を結びつけた針金さえ、一本残らず取去って、そこには何の痕跡も残ってはいないのです。
それで、すっかり安心した私は、今度は昨夜異様なる人物の佇んでいた場所へ目を移しました。
二階の窓からでは、遠くてよくは分りませんけれど、河野のいった通り足跡などは残っていない様に見えます。
ボール紙の筒を結びつけた針金さえ、一本残らず取去って、そこには何の痕跡も残ってはいないのです。
それで、すっかり安心した私は、今度は昨夜異様なる人物の佇んでいた場所へ目を移しました。
二階の窓からでは、遠くてよくは分りませんけれど、河野のいった通り足跡などは残っていない様に見えます。