私が〆治から聞き得た所は、大体以上に尽きております。
かくして、私は又もや、一人の疑わしき人物を発見したのです。
松村という男は〆治の証言によれば、宴会の間に一度も座をはずさなかったというのですが、酒に乱れた大一座で、彼女とても多分酔っていたのでしょうから、〆治の言葉はそのまま信用していいかどうか、疑い出せば際限がないのです。
私が〆治から聞き得た所は、大体以上に尽きております。
かくして、私は又もや、一人の疑わしき人物を発見したのです。
松村という男は〆治の証言によれば、宴会の間に一度も座をはずさなかったというのですが、酒に乱れた大一座で、彼女とても多分酔っていたのでしょうから、〆治の言葉はそのまま信用していいかどうか、疑い出せば際限がないのです。