そして、ふと電燈を持ち換る時などには、あたりの木の枝が、不気味な生きものの様に、ゆらめき、時としては、私自身が燈光の直射にあって、思わず樹幹に身を隠すこともありました。
しかし、何をいうにも、豆の様な懐中電燈の光で、しかも彼自身それをふりかざしているのですから、その姿を見極めることは、非常に困難でありました。
私は絶対安全の地位を選んで、丁度敵に近づいた兵士達が、地物から地物へと、身を隠して行く様に、木の幹を縫って、少しずつ少しずつ進みました。
そして、ふと電燈を持ち換る時などには、あたりの木の枝が、不気味な生きものの様に、ゆらめき、時としては、私自身が燈光の直射にあって、思わず樹幹に身を隠すこともありました。
しかし、何をいうにも、豆の様な懐中電燈の光で、しかも彼自身それをふりかざしているのですから、その姿を見極めることは、非常に困難でありました。
私は絶対安全の地位を選んで、丁度敵に近づいた兵士達が、地物から地物へと、身を隠して行く様に、木の幹を縫って、少しずつ少しずつ進みました。