江戸川乱歩 『湖畔亭事件』 そして、まごまごしている内に、幽な跫音も聞えぬ様になり、私は遂に、その闇の中へ、たった一人でとり残されてしまいました。 ここまで漕ぎつけて、相手をとり逃しては、折角の苦心が水の泡です。 まさか森の奥へと、逃げ込んだ訳ではないでしょう。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア